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水という土台 —— 身体は 潤うことで整い始める

1. 水 ― 取り入れるという原点

私たちは喉が渇いてから水を飲む。
けれど そのときすでに軽度の脱水は始まっています。

体重のわずか1〜2%の水分が失われるだけで
集中力は低下し 疲労感は増し 気分も不安定になることが知られている。

「なんとなく重い」
「やる気が出ない」
「思考が曇る」

それは意志の弱さではなく 単なる“水不足”かもしれない。

人体の約60%は水。
血液 リンパ液 細胞内液。
神経伝達も ホルモンも 栄養も 老廃物も 
すべては水という透明な媒体の中で移動している。

流れが滞れば 体は鈍る。
そして心も鈍る。

特に重要なのは脳。
脳の約75%は水で構成されています。

軽度の脱水でも認知機能は低下し
水を摂ることで脳血流が改善し 前頭前野の活動が回復しやすいという報告もある。

思考も 感情も 集中力も 身体も
乾いた場所では機能しない。

ここに 静かな真実があるのです。



2. 水は流れをつくる

水が十分に巡っている状態では 血液粘度が適正に保たれ
酸素と栄養が細胞へ届きやすくなります。

老廃物の排出も促され
体温調整もスムーズになる。

けれど 水は単なる“量”の問題ではない。

体内の水には ナトリウムやカリウム マグネシウムといった
電解質が溶け込んでいる。

電解質とは 水に溶け込み電気を運ぶミネラルのこと。

神経は電気信号で情報を伝え
筋肉も電気刺激で収縮する。

ナトリウムは細胞の外に多く
カリウムは細胞の内に多い。

この濃度差を維持しているのが
ナトリウム・カリウムポンプという仕組みだ。

このポンプが働くことで神経は発火し
私たちは考え 感じ 動くことができる。

その舞台が 体液=水。

水が不足すれば 伝達は鈍り
エネルギーの循環効率が低下 疲労は抜けにくくなり 思考は曇る。
感情も冴えない。

水は流れをつくる。
そしてその流れが 私たちを本来の自分へと静かに戻して行く。


3. 塩という静かな名脇役

実は水だけでは 本来の巡りは完成しない。

人間の血液の塩分濃度は約0.9%。
これは生理食塩水とほぼ同じ濃度で、体液の浸透圧と一致している。

塩は悪者ではなく 過剰摂取が問題になります。
体内の水分バランスは ナトリウム濃度によって調整されていて
汗をかくと塩分も失われる。

水だけを大量に摂れば 血中ナトリウム濃度が薄まり
過度な減塩は神経伝達や筋肉の働きに影響する可能性もあります。

減塩=常に正義ではなく バランスがとても重要です。

精製塩はほぼ塩化ナトリウムですが 
自然塩には微量のミネラルが含まれていて バランス良く水分補給ができ
体に巡らせて 潤い 整って行きます。
これらのミネラルは酵素反応を支え
神経と筋肉の働きをサポートします。

水と適量の塩。
これは生命活動の基本ユニット。

ただし 高血圧や疾患がある場合は 
日常の塩分管理と回復時の補給は分けて考える必要がある。

状態で判断する。
それが成熟したセルフメンテナンスです。

そして少し象徴的な話をすると 
私たちの体液の塩分濃度は 古代の海水濃度に近いという説があります。

完全一致ではありませんが 示唆的。

生命は海から始まり
今も私たちは内側には“海が広がり”持ち運んでいる。

水が満ち 塩が整うと
体内の海は 整い 澄み始める。


4. 水は記憶しない。けれど

水の結晶が言葉で変わる という物語は美しい。

だが科学的な再現性は確認されていない。
液体の水に 雪のような固定された結晶構造は存在しない。

水は感情を記憶しない。 

けれど  
言葉は あなたの神経回路や思考回路を変える。

繰り返される自己対話は 脳の配線を強化する。
怒りの言葉を浴び続ければ その回路は強くなる。
優しい言葉を自分に向ければ 別の回路が育つ。

神経が発火するのも
言葉が脳に届くのも
すべて体液の中で起きている。

神経伝達の舞台はやはり水なのだ。

だからこそ
飲む水を整えながら
自分に向ける言葉も整える。

水は変わらない。
変わるのは あなた。

ここで 科学と詩が静かに重なる。


5. 日本的な感性と水

水は争わない。
形を持たず 器に従い 低い場所へ流れる。

それでも岩を削り 海をつくる。

強さとは 硬さではなく
柔軟に 争わず 巡ること。

満たされているものだけが 与えられる。

整うとは 足すことではなく
揺らぎを読めるようになることだ。

呼吸は落ち着いているか。
体の渇きはあるか。
頭は澄んでいるか。

それを読める人が 整っている人
自分の内側を澄ませている人。

内側の海が穏やかな人は
外側の嵐に飲まれない。


6. 実践

・朝起きたら数十秒の日光浴とゆっくり深い腹式呼吸&
                  天然塩をひとつまみと一杯の白湯
・喉が渇く前にこまめに水分補給
・大量に一気飲みしない
・汗をかいた日は塩分も意識する
・尿の色を観察する(薄いレモン色が目安)


7. 結び

呼吸が流れを起こす。
水が流れを運ぶ。
塩が流れに力を与える。

この三つが整うと
あなたの内側に空が広がり 海が満ちる。

透明であること。
それが 強さ。

Sky & Oceanは
この透明な土台から始まる。

Good Deep People—— 善く、深く、生きる人たちの時代へ。
その最初の一息を、最初の一歩を、あなたと共に。  

ここは ”あなたの内側に広がる 空と海を整えるための場所です。

ここにある情報は
読み進め 少しずつ実行に移し 理解を深めるたびに
心と身体が少しずつ そして深く整っていくように設計されています。

情報だけでなく 「体験 感覚として身に残る知恵」を届けていきます。

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